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長野県が発行する「グリーンボンド」への投資について
2023-11-20
注目

2023106

長野県が発行する「グリーンボンド」への投資について

 

株式会社コミヤマ 代表取締役社長 小宮山 完治、以下「当社」という)は、このたび、長野県が発行するグリーンボンド(以下「本債券」という)への投資を決定しましたので、お知らせします。

 

「グリーンボンド」とは、気候変動の緩和・気候変動への適応に資するプロジェクトなどの資金調達のために発行される債券のことであり、ESG(1)投資の対象となります。本債券は、ICMAInternational Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義する「グリーンボンド原則2021」、及び「環境省グリーンボンドガイドライン2022年版」への適合性について、株式会社日本格付研究所(JCR)から検証を受けており、最上位である「Green1」の評価を取得しております。

 

本債券の発行による調達資金は、2050年の二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの達成(緩和)と気候変動に起因した自然災害による被害の回避・軽減(適応)に向けて、長野県が取り組むための下表の環境施策に充当されます。

分類

事業内容

再生可能エネルギー

  • 県有施設での太陽光発電設備の導入
  • 小水力発電所の設置又は設置に対する補助

クリーン輸送

  • エネルギー効率が改善される鉄道車両の整備や更新に対する補助
  • 電気自動車の導入及び充電インフラ設備の整備

エネルギー効率

  • 県有施設での従来比30%以上エネルギー効率が高い設備(空調・照明等)の導入、高断熱化対策工事
  • 県有施設の新築又は改築にあたってのZEBZEH)化
  • ZEBZEHZEH-M認証と同水準のBEI(省エネルギー性能指標)を有する県有施設の新築又は改築
    1. 事務所等、学校等、工場等はBEI 0.6以下
    2. ホテル等、病院等、百貨店等、飲食店等、集会所等はBEI 0.7以下

気候変動への適応

  • 交通インフラ整備(信号機電源付加装置、道路防災等)
  • 水害対策のための河川改修、農業農村整備
  • 土砂災害対策のための砂防、治山、地すべり、急傾斜地崩壊対策

生物自然資源等の
 
環境持続型管理

  • 県土の保全、水源かん養、地球温暖化防止、生物多様性の保全を目的とした林道の整備

陸上及び水生生物の多様性の保全

  • 生物多様性の保全を目的とした調査・研究を行う施設及び設備の整備
  • 河川・湖沼環境の整備(水草の除去等の水質浄化工法の実施)

 

当社は、本債券を始めとしたグリーンボンド・ソーシャルボンド等へのESG投資を継続的に実施することで、今後も社会的責任を果たして参ります。

 

<本債券の概要>

銘柄

長野県令和5年度第3回公募公債(グリーンボンド(10年))

年限

10

発行

100億円 

発行

20231025

 

1 ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと

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